働く自転車
先日の築地には、こんな自転車がまだまだ現役で働いていました。
まず、目を引くのはブレーキレバー。ロッド式と言われるブレーキで現在はすべて生産終了らしいです。
そのロッド式のブレーキ。リムの内側にシューを押し当てるブレーキです。それと、フェンダーの前にエンブレムが付いていたような跡があります。
それと、分からないのがこのフロントハブからハンドル付近まで伸びているもの。
ハンドルの所にはスプリングがあり、これがどんな役目なのか分かりません。もしかしてサスペンション?でもサスペンション的なリンク部分がありません。ハンドルが上下に動く?でもロッド式のブレーキだから出来ないはず・・・分かりません。
それとライトの取り付け部分のベロみたいな所、懐かしいですね。昔は全部こんなになっていました。
サドルは、レザーのスプリング式。年季が入っています。
ペダルはなんと三ヶ島製。
この自転車上の写真にありますが、「山口自転車株式会社」製らしいです。この山口自転車は一時はオートバイも作っていたらしいですが、残念ながら1963年に倒産してしまったらしいです。ということは最低でも49年前の自転車?
さすが昔の自転車は違います。今の自転車、特にママチャリは使い捨てみたいなところがありますが、やっぱりいい物は長持ちするんですね。
50年位前の自転車がまだまだ現役で頑張っています。私も頑張らねばって思います。
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コメント
フロントのバネ、見た記憶があります。もしかして、当時のハーレーなんかがあんなフロントフォークで、デザイン的に真似をしたのかも、なんて想像してみました。食事の出前などの軽いものを載せるステーがつけられるとか・・・。それと、ロッド式のブレーキですが、たぶん今でも、全国の郵便配達の自転車には付いているのではないでしょうか。これから年末にアルバイトの人が使う自転車です。
投稿: 海の香 | 2013年12月 3日 (火) 09時38分
海の香さん、こんにちは。
そう言われるとフロントのバネはやはり何かを取り付ける物なんでしょうね。
郵便配達の自転車はロッド式のブレーキなんですね。もうすぐお正月ですので、じっくり見てみたいです・・・昔、小学校の自転車試験の当日に、このロッドブレーキのロッドが折れて、ブレーキの試験の時に片手ブレーキって先生に言われたのを思い出しました。(昔は小学校で自転車免許証っていうのがあったんです。)
ではまた。
投稿: 素人自転車店 | 2013年12月 3日 (火) 23時48分