谷汲山華厳寺とリニア・鉄道館
先日の海の日に嫁さんサービスで、「谷汲さん」の愛称で親しまれる「谷汲山華厳寺」に行ってきました。もちろん車で。
豊然上人によって798年(延暦十七年)にて草創されて・・・って谷汲山華厳寺のHPにあります。
ここは、以前「東海ウォーカー」で門前町が面白そうと見ていたので、一度来てみたかった所です。華厳寺ではなく門前町が目的なんですが。
大きな市営駐車場に車を止め、参道にでるとこんな中国的なお店がいきなりびっくり。
好物のういろ屋さん。もちろん買ってきました。甘さを控えた柔らかめのういろでした。
雨模様の天気で気温はあまり高くなかったのですが、湿度がものすごく高くて、門前町は早々に退散。桜や紅葉の季節はさぞ賑やかなことと思います。
谷汲を後にして名古屋方面に走ってくると天気も良くなり気温はぐんぐん上昇。あまりに暑くなってきたので、どこか涼しい所へ行こうと思って・・・リニア・鉄道館へ。
リニア・鉄道館は、言わずと知れたJRの鉄道博物館。いろいろな車両が展示されています。
0系~300系の新幹線がずらり。奥にドクターイエローも見えます。各車両は中にも入れます。(座席に座ることはできませんが)
いろいろ展示されている中で、面白い事を発見。
それは、レールの交換方法。古いレールを外側におしやり、新しいレールを外側から内側(正規の場所)に敷いていくらしいです。知りませんでした。
わかりにくい説明ですが、写真の黄色い台車が移動しながら線路を交換して行きます。
次は、内輪差についてです。
列車の車輪は、デフが付いていないので、どうやって内輪差を吸収すかというと・・・写真がテーパーになっているので、レールと接触するところが左右にずれると車輪のテーパー分車輪の外径が変わってきます。この外径の変化で内輪差を自動的に吸収しているということらしいです。
知らないところでいろいろな技術があります。
今は、窓が開かない列車がほとんどですが、昔は窓が開きました。その窓を開け閉めする取っ手。上のレバーを下に握り、「エイッ」って感じでまどを開けました。
昔は、扇風機が天井に付いていました。もちろんエアコンなんてなかったです。
つり輪。では無く吊り革です。なぜつり輪でなくつり革なんでしょうか?
網棚の網もなつかしいです。
灰皿です。蓋がくるっとひっくりかえります。昔は禁煙車なんてありませんでした。全車喫煙車!
こんなのが懐かしいと思う人は、多いんじゃないでしょうか?
そしてこのリニア・鉄道館で一番気に入ったのはこのジオラマ。
名古屋を中心に、東は静岡、横浜、東京。西は京都、大阪の情景がびっくりするリアルさで作られています。細かなところまで気がきいていてサンタクロースがいたり、花咲かじいさんがいたりするらしいです。一日いでも飽きそうもないくらい凄いです。
リニア・鉄道館公式HPの動画がとてもリアルで気に入っています。
この日は、3連休のイベントの期間でとても賑やかでした。今度はぜひ平日にゆっくり行きたいと思います。
・・・駅を巡ったり、こんな所に行ったりしますが、決して鉄ではありません。
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コメント
こんにちは。
会社の新人に昔の国鉄は、全線喫煙可能だったんだぜぇ、というと「まさか」って反応されます。薄れて行く記憶を頼りに少し自信なさげにいやいやって言ってましたが、やっぱりそうでしたよね^^。
ところで鉄道運転の抽選は当たりました?いつかは新幹線運転してみたいものです^^;。
ではヽ(´▽`)/
投稿: まっさん | 2012年7月20日 (金) 14時34分
まっさんさん、こんにちは。
そう昔は国鉄でしたね-。窓をいっぱい開けて顔を出したり、灰皿の蓋を返して、その上に紙に包んだガムを乗せて、その蓋をカタンとひっくり返してガムが消えるのを楽しんだ思い出があります。
抽選はみごと大はずれでした。新幹線のシュミュレーターを横から見ていたら、名古屋駅のホームが再現されていたのにビックリしました。
ではまた。
投稿: 素人自転車店 | 2012年7月20日 (金) 22時46分